2017年一番良かったアニメ、もちろん冴えない彼女の育て方。
まぁ僕が選ぶ2017年のイチ推しアニメっていうと多分2つぐらいしか思い当たらないと思うんだけど感覚で選んで4つぐらい、候補が挙がった。
1つはもう僕が大好き「冴えない彼女の育て方♭」
2つ目は「クズの本懐」
3つ目は「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」
4つ目がもうお分かり「Re:CREATORS」
あれっ?妹さえいればいい。は?と思ったそこのお方、あれはさすがにおススメできるものではないでしょ…僕みたいなウケる人にはものすごいハマって面白いと感じる人もいるだろうけど正直あれは万人ウケはしないと思ったので。
あとこのブログで感想書いてなかったクズの本懐、すかすか、レクリエイターズ(いちいち英語で打つのがめんどくさくなった)の3つが入っているのは疑問に思った人もいるかもしれないけど一応アニメ全部観てはいるんだよね…ただ気に入ったアニメだけピックアップして1クールごとに1作品みたいな感じでブログにしてるってだけで。
で、僕が感覚で選んだ作品がさっきの4つなんだけど、まずレクリエイターズは真っ先に除外した。
理由としてこの作品が絵と作画、キャラだけのアニメであること。中身がスッカスカだったかっていうとそうでもないから微妙なところなんだけどテンポが悪いと感じたし、無駄に引っ張ってすごい展開が来るのかと思いきやそうでもなかったり、個人的には音楽は澤野弘之だし、メカデザインはI-IVだし、アニメ制作はTROYCAだし、アルドノアと同じ制作メンツが揃ってるだけあって(あ、監督もか)音楽最高、作画最高、キャラとかメカも可愛いしカッコいいんだけど音楽作画キャラこの3つが良すぎるおかげで普通のシナリオじゃ足を引っ張ってる感じがある。
そもそもアルドノアの時は脚本が虚淵玄だったし、レクリエイターズに至ってはなぜか脚本がいない、そりゃ無理だよ、違和感出てくるって。
とまぁいろんな理由でレクリエイターズは却下、2つ目のクズの本懐なんだけどこれもいろんなところから苦情が来そうなアニメなので却下…
すごい好きなんだけどね、クズの本懐。人間の暗いところとか観れて。
そして3つ目のすかすかだけどこれはホントに悩んだ。別にどこかから文句を言われるアニメでもなく、(まぁいろんな理由つけて文句いうやつはいるだろうけど)僕は違和感感じずに最後まで楽しめたアニメだし。続きがめちゃくちゃ気になる終わり方をしたからみんなに円盤買ってもらって2期期待したいアニメだし。
冴えカノとすかすか、どっちにしようか30分ぐらい悶え、苦しみ、嘆き、ようやく答えを見つけることができた僕は…
って違う違う。でもま、やっぱり冴えカノには勝てないわけで。だってヒロインだけじゃなくハーレム全員可愛いんだよ!?しかもそのハーレムがやんちゃ系幼馴染にツンデレ貧乳幼馴染、そしてちょい悪の巨乳黒タイツのおねーさ…もとい先輩だよ!?最高すぎんだろ、正直悩んだのってすかすかを一緒に推すかどうかで悩んでたんだよ、冴えカノが一位とか元から決まってるじゃん!?けどすかすかが本当にいいから悩んでたんだよ。
っていうかホント冴えカノめっちゃいいから観て。観てない人はすぐに観て。観たやつはもう5回ぐらい観ろ、何度見ても面白いから。
ただ紅坂朱音、貴様はダメだ。冴えカノで唯一大っ嫌いなキャラ。性格曲がってるわ設定盛りすぎててよくわかんないわ紅坂朱音に関しては中身スカスカなキャラだなと思ったし。
それでも。それでも!それでもさ!
冴えカノはヒロインと周りのハーレム要員、モブに至るまで全員可愛いんだよ!可愛いは正義とかいうだろ、つまり可愛いのがいいんだよ冴えカノの中で主人公が言ってたけどテンプレ上等だよ、王道は一番いいからこそ王道なんだよ。
っていうかさっきからキャラキャラってキャラのことしか言ってないけどそのキャラも制作がアングルとか音楽とか、シナリオとかいろいろ考えてキャラが一番目立つ、視聴者が喜ぶアングルでアニメを描いてるからこそキャラが目立つわけで、もし美人でも紅坂朱音みたいに性格クソで設定もスカスカ(だと思ってる)みたいにやっちゃったら僕みたいにそのキャラを大っ嫌いになる人も出てくるわけで。ヘイト貯める役のキャラもいるとは思うけれど。つまり全部ひっくるめて制作がすごいんだよ。Twitterとかまとめサイト、2ch見る限りほとんど紅坂朱音にヘイト貯めれてたし、サービスシーンとかはものすごい盛り上がってたし、シリアスなシーンでは場の雰囲気っていうかそんなものがシリアスモードになってたし。
こんなことは他のアニメでもよくあることだけど視聴者を飲み込んだ上での視聴者の予想を裏切ったりするシナリオ。キャラがガッチガチのテンプレだからテンプレな展開が多い冴えカノだけどところどころぶっこんでくるシナリオ、続きがものすごく気になって気になって仕方がない。時々主人公のヘタレさにもどかしさを覚えつつこのままいくといい感じに終われそうってとこでまたぶっこんでくるシナリオ。本当にすごい。
そしてキャラ、シナリオをまとめる音楽。同じシリアスなシーンでもキャラによって音楽が変わって、そのキャラごと、そのシーンの雰囲気ごとにぴったりな音楽。キャラ良くてシナリオもよし、けどなんか違和感があるアニメは基本的に音楽がダメっていうか残りの要素音楽しかないんだけど。
正直キャラはおかしくてもシナリオでどうとでもなる。シナリオおかしくてもキャラをそういう設定って言うことにすればまぁ何とかなる、けど音楽だけは雰囲気だからマジでミスるとどうしようもないんだけど冴えカノはやっぱりぴったりなんだよ。
キャラもシナリオも音楽も、カメラ割りとかアングルだって制作が視聴者の気持ちわかり過ぎてて気持ち悪いぐらいすごい欲しいアングルをくれる。
ほんとに冴えカノはすごいよ。マジで。